お悩み
インパクト時の
フェースローテーションについて教えてください。
私は今まで手首の力を全く使わず
ボディーターンによって自然に手首が返るのが
正しいリストの動きだと思っていました。
しかし出る球はフェードかスライスばかりで
ドロー系は全く打てませんでした。
インパクト時にカットに入っていたんだと思います。
手首に力を入れなければインパクトで開くのは
当たり前のはずです。
そこでレッスン本を何冊か読んだのですが、
意識的に手首を目標側に折って
ちょうどトンカチで釘を打つように
スナップを使わないといけないと書いてある本があり、
実践してみたところ、強いフックも出ますが
ドローも出るようになりました。
ただ上体のひねり戻しと手首を折るタイミングが
少しでもずれるとまったく変な弾道となり
コントロールが難しいです。
インパクトの時、
どのようにフェースを返しているのか教えてください。
アドバイス
1. 「ボディーターンによって、
自然に手首が返るのが正しいリストの動き」
この言葉は正しいです。
2. リストコックの動きは、
他の球技でもゴルフスイングでも非常に大事です。
3. 私は高校時代(それまでサッカーばかり)
ゲームセンターで
野球の投球でボールの速度を計るゲームで、
その場所までおもいきり走って行って
おもいっきり投げて、102キロしか出ませんでしたが、
隣りの坊主頭の中学生がゆっくりしたフォームで
手首だけで投げている様子で、122キロ!
2人とも何度やっても同じ結果です。
「何故なんだ!」??
この時、手首の動きはとても大事なんだ!
と思い知らされました。
4. 手首、リストは最大限に動かして、
最大限に利用するべきでしょう。
ですが、それを腕の力で行っては再現性が損なわれます。
体全体の動きを利用して、最大限に活用できなくては
いけないのです。
手の力で行うと
「まったく変な弾道となりコントロールが難しいです」
になります。
5. 「手首に力を入れなければインパクトで開くのは当たり前」
これは全く間違った考え方なんです。
グリッププレッシャーはどのクラブであっても
10が最高だとすると2〜4の力感で行わなければ
”手首を最大限に柔らかく使って”
”最大限に利用することが出来なく”
なってしまうからです。
6. フェイスローテーションというのは、
クラブヘッドの自然なターン、
こすらずに、ボールを包み込む動きのことです。
しかしこれをリストローリング(手首の返し)で行っては
右や左の旦那様!状態、つまりフックもスライスも出て
当然だということです。
7. ここで大事なことは
◆ リストのタイミング
◆ リストの大きさ(可動域、可動範囲)
◆ リストの動く、方向
大切なのは、「手首を折るタイミング」だけではない!のです。
8. リスト(手首)が動く方向を制御しないと、
間違った方向へリストコックをしてしまい、
とんでもないこと、「変な弾道」になります。
9. ですから、グリッププレッシャーを
「想像以上にソフトに握り」、
「想像以上にリストを柔らかく」使い、
「想像以上に大きく利用」する。
この、「想像以上の3ポイント」が最も重要なんです。
これを両腕の力で無理やり行わない!ことも大切です。
これらの正しいゴルフスイングの動き、
「黄金の法則」である「縦理論」
そして、リストの正しい動きが理解できる
「上げきる」と「下げきる」が把握できると
頭の中が矛盾なくシンプルに整理されます。
それによりスッキリ解明でき、間違った方向へ進まず
遠回りをしないで、確実にステップアップできるので
上達がいち早く出来るのですね。
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