スイングのときに力を抜くことを意識して、
デンデン太鼓をイメージしています。
しかし、最近混乱してしまっているのですが、
ゴルフは筋力のある男性の方が女性よりHSが高い
下半身の強化は重要、などの事実はあると思いますが、
スイングのときに使う筋肉はどこになるのでしょうか?
HSをあげるには筋力強化は必要だと思いますが、
でも、スイングでは力を入れてはいけない。。。
力の入れ方について、どこを意識すればよいのか、
また、どこを鍛えるべきか教えてください。
カウンセリング
1. ゴルフスイングでは力や筋肉を必要とする部分と
力を必要としない部分とがあります。
そして入れて良い部分、入れないほうが
効率よく動かせる部分などがあります。
2. 体の各間接は柔らかく使えるほうが良いのと
可動域を大きくしておけるといいんです。
3. 先ず力まないほうが良いところ
タイミングや入れ具合などもありますので
一概には言えませんが、あえて言うと
上半身、両肩、両肘、両腕、手首、グリップ
この部分に関しては力まずに、
大きく柔らかく使えるほうがいいでしょう。
想像以上にソフトで柔らかく使う意識です。
4. 次に鍛えておいたほうが良い部分は
下半身⇒ふくらはぎ、太もも、お尻
腰周り⇒腹筋、背筋、背中、胸
5. 両腕に関しては人並みの筋力で十分対応できますので、
強靭に鍛える必要はなく力みは禁物です。
6. 両腕はクラブを振る!というよりも、殆ど振られる!
といったイメージが良い結果を生みます。
但し、方向性や安定性、再現性をアップさせる上で
制御できる力さえあれば良いのです。
両腕はボールを強く叩きに行くと、重力や回転運動による
遠心力が上手く利用できないだけでなく、
その妨げとなってしまいます。
7. スイングの回転運動(捻転からの開放)で
重要なところは脚力と腰周りの力でしょう。
腕力はあまり必要とされなくても、脚力や腰周りの
筋肉が女性よりも男性の方があるので
やはり男性のほうが有利となるのです。
8. ここで気を付けておかないといけない事があります。
7番の説明で「脚力と腰周りの力」とありますが
その部分をただ単に鍛えるだけでは駄目だ!という事です。
その部分が異常な程 大きく強い力を
発揮できるだけでは駄目なのです。
ゆっくりと非常に重いものを持てるのではなく、
「軽いものを速く動かせないといけない」からです。
9. ゴルフで求められるのは、3〜5時間の間(18ホール)
ずっと歩いてショット、歩いてショットの繰り返しです。
なので長距離をゆっくり走るマラソンのような筋肉が
必要となります。(持久力)
もうひとつは
スイングする時間は1〜2秒もあれば終わってしまいます。
重量挙げの選手のようにゆっくり重たいものを上げる
筋肉ではなく、2秒以内で出し切るような
「瞬発力」が必要となるのです。
10. ですから、腕の太さが太もも程もある筋肉隆々の人は
ゴルフには向きません。
そのゴツく太い筋肉が邪魔になって
スムースにスイングができなくなってしまうからです。
11. スローペースのマラソンや反復横飛びのような
「下半身を使った瞬発力」を必要とする
鍛え方が良いのですね。
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