お悩み
ゴルフで、バックスピンってどうやるんですか?
下側を擦る感じですか?
よろしくお願いします。
アドバイス
ゴルフではバックスピンをかけることが
必ずショットに必要なのではありません。
バックスピンを利用してボールが落ちたところに
ピタッと止めることが出来ればコース攻略において
好結果が期待できます。
ですが、スピンも掛かりすぎればカップから
遠ざかることも、プロでもしばしば見られることで、
カップの奥側に落として、意図的に戻す以外は
結果的に良くないことも多いです。
では普段よりスピンを多くしてボールを止めるには
どうすればよいのか?
1. 物理的な”しくみ”から説明してみましょう。
2. 卓球でボールが戻るようなスピンをかける時どうしますか?
そうですよね、
A. 先ず、ラケットを上方向(斜め)に傾けて
B. ボールの手前下側を45度前後の角度で
ラケットを返さずに、切るようにカットします。
C. いつもよりラケット(ヘッドやフェース面)
を素早く動かします。
これが「戻る」「止まる」「転がりを少なくする」球
(スピンがかかった止まる球)を
打つ時の基本の動作になります。
3. ゴルフでも同じなんですが、ここで大事なことがあります。
その動作を必ずダフらないで行わないと実現できません。
少しでもダフル(ヘッドがボールより後ろに入る)と
ボールにスピンが全く掛からないですし、
ボールに思った高さを出せず、考えていたよりも
飛びすぎたり、飛ばなくなったりするからです。
4. 第一に、クラブのソールが地面に振れる前に
先にアイアンフェースがボールに
直接コンタクトする事です。
5. 第二に、「ラケットを上方向に傾けて」と同じように
普段より、クラブフェースを少し上に向ける!のではなく、
インパクトでクラブフェースが急激に立つ動きを
抑制することです。
もちろんフェースが立ってもスピンを掛ける事はできますが
思った以上に低い球筋になるからです。
それにはリストローリング(手首の返し)を
抑えることです。
ですがフェースターン(クラブヘッドの自然な返り)
は必要な動きです。
(難しくなってきましたネ)
6. 第三に、ボールを切るようにそして普段より
ヘッドを素早く動かす必要があります。
それは身体の回転を速くしてヘッドを素早く動かしたのでは
ボールは思った以上に遠くへ飛んでしまいます。
7. 身体の回転速度や、リズム、振り巾を変えずにヘッドを
素早く動かさなくてはいけないのです。
8. それは、リストにヒントが隠されているのです。
リストコック(手首の折り曲げ)を使って
ヘッドを素早く動かします。
● リストローリングをさせずに
● 全くダフらずに
● でも、フェースターンは必ず必要なこと
高度な技術が必要とされるように思いますが・・・
「縦理論」や「上げきる」と「下げきる」
ゴルフスイングの「黄金の法則」が正しく理解できれば、
これらの事は意外と簡単に解消されますよ。
ご健闘、ご活躍を期待しています。
もっと知りたい方はこちら↓
http://blog.golfdigest.co.jp/user/tygreen/
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2009年09月17日
バックススピン?
2009年07月26日
低いフェードと高いドロー?
ご相談
低いフェード、高いドローが打てれば上級者ですか
アドバイス
1. 私は上級者だと思います。
ほとんどのクラブで打てれば・・・
2. インテンショナル(故意的)に打つ球筋では
高度な球筋と言えるでしょう。
3. アベレージゴルファーの殆どは
ドローとフェードの球筋を勘違いされています。
4. 私の言う球筋は「低いフェード、高いドロー」であって
「低いスライス、高いフック」ではありません。
5. フックをドローと・・・
スライスをフェードとアベレージゴルファーの
ほとんどの方が言ってますよね。
6. フェードもドローも飛距離は殆ど変わらないのです。
どちらも、グングン伸びていく球筋なんですね。
7. 山なりのボールは殆どが捕まっておらず、
飛距離も出ません。
そのような球筋はフェードやドローとは
呼べないのですね。
フェードやドローの球筋は殆ど曲がらないのです。
落ち際で少し左右にずれる程度の球筋です。
中嶋常幸プロ(若い頃)でさえ、USツアーで
”君のはフックだよ”と言われて帰ってきたという
エピソードがあるほどです。
8. 7鉄で150ヤードほどではドローやフェードの強い球筋とは
殆どが呼べないものでしょう。
グングン伸びのある球筋を勉強しましょう。
ゴルフの「黄金の法則」である「縦理論」や
リストコックの動きが正しく理解できる「上げきる」と
「下げきる」が分かればこれらの球筋も
打てるようになるでしょう。
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